忘れていたわけではない。
いや、けして忘れていたわけではないのですが・・・
誕生日プレゼントにしようと思っていた丸太ランプがまだ出来上がっていない。。
もう2週間以上も過ぎているではないか！！
空き時間の全てをほぼワンコの捜索に費やしていた結果なのだが、
これはさすがにマズイ。
思いたったように作業再開です。
しかしながら
大切な事や大事にしたいことが一気に重なってしまったらどうするか？
そん課題は日々訪れるわけです。
そこで僕がいつも思うのは
あっ、この辺の方言で”だいたい”とか”適当”みたいな感じ。
”いいかげん”とは違いますよ！（あっ、同じか・・・）
要は投げやりではないってこと！
くれぐれも・・・。
きっちり時間割やスケジュール決めちゃうとそれに追われて中身がおろそかになって
結果や形だけ取り繕う・・・
なんてことになってしまいがちなので
むしろ”なから”でいいやって思うようにする。
大事な事は何か！？
僕にはそっちのほうが大事！
さて、このワンコガ何を考えているか写真でお分かりだろうか？
まぁ正直目の前にいてもわかりません・・・。
ワンコの捜索を始めて9日目
もうその日を過ぎると仕事も大忙しになるのでなかなか来れない。
なんとしても見つけたいのだが正直万策尽きてしまった。
やれることはもう無いといっていいくらいだが
もう一度現場に行って0から気を探りたい。
情報を一切排除して、
そもそも生きているのか？
どっちの方角にいるのか？
そこからやり直し。
そして現場に行った。
まったく何も感じない。
カメハメ波を打つときと同じだ！
打てないけど・・・
一度集中するとものすごく疲れる。
そしてそれが途中で中断するとまた最初から集中を高めなければならないので余計に疲れる。
つまりいったん集中に入ったら止めたくないのだ！
ところがこの日はダメだった・・・。
話しかけられてはまた最初からの繰り返し・・・
仕方がない。
人が集中していようがいまいが他の人には関係ないのだから・・・
いや、これは他人のせいではなく自分が不甲斐ないのだ
諦めた。。
納得はいかないが
もう何もできない。
もっと、訓練が必要だ！
集中と開放の訓練！！
という訳で
9月から訓練を受ける事にしました！
つづく
月末になってくると仕事も忙しい・・・。
とにかく週末までにできるだけやって御代田に行きたい。
というわけで木・金でできるだけ仕事を片付けて週末は御代田へ・・・
ワンコの捜索8日目
もうこの頃になると最初に感じていた違和感がさらに増していた。
イメージはもう来なくなっているし、そもそもワンコの気が感じられない。
ただ、いやな感じもあまりない。
不思議だ。
あらためて思い起こせば今までのイメージは全て逃げ出した当日か、
もしくはその翌日くらいで止まっているのではないかと感じている。
まぁ、イメージと現場があっていればの話だが、（いやたぶんそこはあっている）
イメージがいなくなった公園周辺に集中している事と、目撃情報もその日その場所以外にないことを総合して考えると、そこから忽然と姿を消してしまった事になる。
これはつまりどういうことか・・・？
そういうことか、そういうことなのだろう・・・。
いや、待てよ！こういうことも考えられる！！←なんのこっちゃ
とどのつまりは
こうなるともう末期症状だ・・・。
ちょっとぉー、ウズラさん！そこで机ガジガジされるとジャマなんですけど・・・
（あっ、これは余談・・・）
話を戻す。
もう勘を働かせるだけの集中力がない・・・（実はこれ、かなり疲れる）
疲れもピークにきているが、
とにかく
そう思い、ビラをもって団地内の家を一軒一軒訪問した。
勘に頼れない以上もう行動力しかない。
何件聞いて回っただろう・・・
そのうちの一軒で一つ情報を得た
「そういえば、このいなくなった日から3日間くらい聞きなれない犬の声がずっと聞こえてたけど、
それっきりパタッと聞こえなくなったのよ・・・
きっと近所で新しい犬を飼ったのか？なんて思ってたけど・・・」
それが、探しているワンコなのかはわからないが、声のした地点と、いなくなったであろう場所が一致している。
これが何を物語っているのか・・・
そして、もう家という家を回りつくした頃、もう一つ気になっているところへ足を踏み込んだ。
団地の横はかなり自然が豊富で深い茂みになっている。
そしてその奥は5～6ｍほどの崖とまではいかないが急勾配の谷になっていて、その下に小さな沢がある。
あまり考えたくはないが、確認しないわけにはいかない。
小さな犬だからここは入れないだろうと思いながらも、茂みの中を歩き回る。
そしてできれば沢まで降りて・・・
降りれない・・・（T T）
いくら山菜取りやキノコ狩りで慣らした山の達人の僕でも（←自称）
無理！！！ 絶対無理！！
それでもね、3ｍくらい降りかけたんですよ！（冒頭のイラストな感じ・・・）
死ぬかと思ったわ・・・
それでも一応木につかまりながらワンコの名前叫んでみた自分に泣ける・・・
頑張ったよ！うん、がんばった！
やれる事はやった！
つづく
ワンコの捜索5日目を終えて結局見つけることができなかった。
ニャンコに聞いてもわからない・・・
正直疲れ果てた・・・。
寝ている間に両足がつって戻らない・・・、痛い・・・。
そんな弱音を吐きたくなるがガマンする。。
努力は結果が出てやっと報われるのか？？
いやいや、
1位じゃなきゃダメなんですか！？
2位じゃダメなんですか！？
なんていう人もいるんだから、やるだけの事やったんだからいいんじゃない？
と自問自答したりする。
結局、
そういったわけで、
次の日も、その次の日も行きましたよ！（捜索6日、7日目）
朝の仕事を終えて即効で御代田町まで行って午後の仕事までに帰ってくる
強行スケジュール！
目的はとにかく気になった場所での聞き込み。
例のごとくワンコからのイメージをスケッチしておいた。
そして
現場で見つけた！
わーお！
まさかここまでイメージどおりの三ツ又の柱があるなんて！
しかも、ラティス、中空の部屋、アーチ型の窓（ドアだとばかり思っていたが窓なのかも・・・）
4つのイメージは全て同じ家なのだ！
確信した！
間違いなくこの家を見ているはずだ！
そして道路から犬の目線で見て見る！
この宙に浮いたような部屋のイラスト。
気になっていたのは手前にある黒い丸っこいやつ。
これがなんなのかわからなかったのだが
現場に行って犬の目線になってやっとわかりました！
マンホールだ！
そしてこの場所の後ろ側に白い立て板の家！
この2軒には何とか行き会って話がしたい！
それだけのために来たようなもんなのだ！
そして白い縦板の家の方に行き会えた。
ワンちゃんがいた。
「うちも犬飼ってるから迷い込んでくれなすぐわかるんだけど・・・」
たしかに・・・
とてもいいご主人だったのだが、手がかりが一つ消えた・・・
もう一軒は行き会えず・・・。
目の前に大きな壁が立ちふさがったようだった・・・
壁は乗り越えるためにある
とか
壁はすり抜けてもいいじゃないか
とか
いろいろ言うけれど
僕は、
タイプです。
だって
見通しがいい方がいいじゃない！！
つづく
そういえば、
捜索5日目の午後の事である。
探しているワンコはここにいたはずだと確信した場所の
隣の通りで同じシーズーを連れているご婦人に遭遇した。
シレーっと我が犬のように散歩なんかしやがって！
と思い、すぐに話しかける。
ん？
そっくりだが色がちょっと違う・・・
「実は犬を探してまして・・・」
「あぁ、そのチラシ見ましたよ…。大変ねぇ」
違うワンコでした・・・。疑ってごめんなさい。。
その直後、飼い主の方から電話があり合流。
もう一人、小諸（隣町）から原チャリで捜索に来てくれているという方とも合流。
そこから3人で別々に近くを捜索した。
夕方5時ぐらいだろうか飼い主の方から
小学生が
「近くの大きな公園で白い犬を見た」
と言っているという電話が入る。
3人で急いで公園に集まり手分けして捜索。
…がやはり見つからず。
その時公園入り口付近で道路と線路をくぐる地下道を見つけた。
まさかここは渡らないだろう・・・
そう思いながらも一応向こう側まで行ってみた。
するとなんと！
しかもひっそりと・・・
なんでこんなところに！？
しかも人っ子一人いない・・・
観光名所になってもいいくらいなのにもったいない・・・
ん？観光名所といえば
上田城にはピカチュウが出るらしい・・・（あっ、ポケモンＧＯの話ね）
いやぁ、でもさすがにここでポケモン探してたら不謹慎ですよ！
ワンコ探しに来てみんな必死なのに・・・
でもちょっとだけ・・・レアポケモンいるかもだから・・・
ちょっとだけ・・・
結果、
人もいない
ポケモンすらいない・・・
ワンコもいない・・・
もう帰る。
なんか気分はもうどん底
ポケモンGOなんか立ち上げなきゃ良かった・・・
ただ罪悪感が増しただけじゃないか！
これがデートとか観光だったらまた違ったのだろう・・・
D51を目の当たりにしてもなんも楽しくない。。
それよりワンコを見つけたほうが
どれだけ嬉しいだろうか・・・・
つづく