月末になってくると仕事も忙しい・・・。
とにかく週末までにできるだけやって御代田に行きたい。
というわけで木・金でできるだけ仕事を片付けて週末は御代田へ・・・
ワンコの捜索8日目
もうこの頃になると最初に感じていた違和感がさらに増していた。
イメージはもう来なくなっているし、そもそもワンコの気が感じられない。
ただ、いやな感じもあまりない。
不思議だ。
あらためて思い起こせば今までのイメージは全て逃げ出した当日か、
もしくはその翌日くらいで止まっているのではないかと感じている。
まぁ、イメージと現場があっていればの話だが、(いやたぶんそこはあっている)
イメージがいなくなった公園周辺に集中している事と、目撃情報もその日その場所以外にないことを総合して考えると、そこから忽然と姿を消してしまった事になる。
これはつまりどういうことか・・・?
そういうことか、そういうことなのだろう・・・。
いや、待てよ!こういうことも考えられる!!←なんのこっちゃ
とどのつまりは
頭で考え出したら答えなんか出ないってこと!
こうなるともう末期症状だ・・・。
ちょっとぉー、ウズラさん!そこで机ガジガジされるとジャマなんですけど・・・
(あっ、これは余談・・・)
話を戻す。
もう勘を働かせるだけの集中力がない・・・(実はこれ、かなり疲れる)
疲れもピークにきているが、
とにかく
今やれることをやりつくそう!
そう思い、ビラをもって団地内の家を一軒一軒訪問した。
勘に頼れない以上もう行動力しかない。
何件聞いて回っただろう・・・
そのうちの一軒で一つ情報を得た
「そういえば、このいなくなった日から3日間くらい聞きなれない犬の声がずっと聞こえてたけど、
それっきりパタッと聞こえなくなったのよ・・・
きっと近所で新しい犬を飼ったのか?なんて思ってたけど・・・」
それが、探しているワンコなのかはわからないが、声のした地点と、いなくなったであろう場所が一致している。
これが何を物語っているのか・・・
そして、もう家という家を回りつくした頃、もう一つ気になっているところへ足を踏み込んだ。
団地の横はかなり自然が豊富で深い茂みになっている。
そしてその奥は5~6mほどの崖とまではいかないが急勾配の谷になっていて、その下に小さな沢がある。
あまり考えたくはないが、確認しないわけにはいかない。
小さな犬だからここは入れないだろうと思いながらも、茂みの中を歩き回る。
そしてできれば沢まで降りて・・・
降りれない・・・(T T)
いくら山菜取りやキノコ狩りで慣らした山の達人の僕でも(←自称)
無理!!! 絶対無理!!
それでもね、3mくらい降りかけたんですよ!(冒頭のイラストな感じ・・・)
死ぬかと思ったわ・・・
それでも一応木につかまりながらワンコの名前叫んでみた自分に泣ける・・・
頑張ったよ!うん、がんばった!
やれる事はやった!
つづく