もう誕生石は身につけるな!

「私、誕生石が○○○なので・・・。

出来ればその石を使って欲しいんですけど・・・。」

あっ、はい。一応合わせてはみますけど・・・。

たぶん合わないと思いますよ・・・。

 

たまにこういった会話のやり取りが行われる。

こんにちは、アニマル&ストーン コミュニケーターの真野です。

 

さて、写真の石はスターガーネットと呼ばれるシラー(内包光)がクロスに入った貴重なガーネットである。

以前、誕生日にいただいたものだ。

なんと○万円もする・・・。

貰った時はそりゃ涙が出そうになりました!

そんなに高価なものをプレゼントしてくれるなんて・・・。

もちろんそれもあった

が、

しかぁーし!

ごめんなさい。。誕生石は確かにガーネットなんだけれども

僕、ほんと合わないんです・・・。

なにが?

波動が・・・。

 

その時のカスミさんの悲しい目は今でも忘れない・・・。

でもそれが

Miska Noma

の始まりだった。

 

では、なぜ誕生石なんていうのだろう?

星占術をやる人は知っているだろう。

元々は昔のエジプトの大祭司アロンの胸当てを飾る12個の宝石。

そこに端を発して、ヨハネの黙示録に記述されている天上の都、

「新しいエルサレム」の門を形作る12種の宝石に取って代わった。

それがいつしか、石がその星回りになるとより力を発揮すると信じられて、中世では

月ごとの宝石を、ひとりの人がかわるがわる身に着ける

という使い方をしていたのだが、

いつしかアメリカの宝石組合みたいなのがダイヤモンドだのペリドットだの加えたり順番入れ替えたりして誕生石を決めて、それがポーランドで流行ったのが今の誕生石。

つまり販売商戦

まぁ、あながち星回りと石と関係ないわけじゃないけど、

もう100人近くマッチングしてきて、実際に

誕生石がその人に合った試しは一度もない!

 

そういったわけでスターガーネットはカボションのまま僕の宝物になったのでした・・・。

『ところでさぁ、うちの石たち、持ち主見つかるまで何百年かかるんだろうね?』

あっ、はい。がんばります・・・

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